島の散歩


中江ノ島

長崎県 平戸市にある
中江ノ島
(なかえのしま)。

面積0.06平方キロメートル、標高34メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
中江ノ島は、平戸島と生月島の間に浮かぶ。
隠れキリスタンの聖地であり、多数のキリスタンが殉教(命を捨てること)した島。
中江ノ島のことを指して『サンジョアン様』,『御三体様』,『おむかえ様』とも呼ぶ。
岩から染み出る水を聖水として採取する『お水取り』が行われる
聖地でもあり、その水は洗礼に用いられている。
1662年5月には、生月島のキリシタン、
ジョアン坂本左衛門、ダミアン出口、
同年6月には、ジョアン次郎右衛門、そして2年後には、
ジョアン坂本左衛門とダミアン出口らの家族を含む38人のキリシタンが、
この島で殉教しているという。
中江ノ島は、2018年6月30日に長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産として
世界遺産に登録された。
上陸は不可。




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