島の散歩


黒子島

長崎県 平戸市にある
黒子島
(くろこじま)。

面積0.03平方キロメートル、標高35メートル
無人島。
黒子島は平戸瀬戸、平戸港の沖合に浮かぶ。
平戸の町のシンボリックな景観の一部になっている。
島全体が原始性の強い広葉樹林におおわれ
昭和26年に、『黒子島原始林』として、
国の天然記念物に指定されている。

黒子島には南東部に弁財天がある。
弁財天は松浦勝(平戸勝)が五島列島の小値賀島から遷祀したもの。
また、北東部には1863年に異国船警固の目的で築かれたという
台場跡が残る。
第二次世界大戦の一時期には避暑地として利用され、
旅館や出店もあったという。
1969年には昭和天皇が黒子島を訪れたという。




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