長崎県　五島市にある
葛島
（かずらしま）。

面積0.45平方キロメートル、標高139.3メートル
（面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ）
無人島。
奈留島の北部より、約2キロメートル沖合に浮かぶ。
以前は、300人を超える人が住んでいた有人島であった。
奈留町のカトリック信者の発祥の地でもあり、
1797年3人のキリシタンが迫害を逃れて定住したのが開拓の始まり。
明治33年（1899年）には教会が建てられ、
その後、小学校、中学校もできて、
昭和41年（1966年）からは奈留島との間に連絡船も就航したという。
しかし、その後過疎化が進み、
昭和48年（1973年）、住民122人が集団移住し、
無人化した。
そのあと、酪農業社が入り牛の放牧をしたが、撤退。
そのあとに残された牛が、野生化し、残っていて、
観光に生かそうと、企画ツアーなどで、
蔓島に行くツアーも行われている。