長崎県　五島市にある
久賀島
（ひさかじま）。

面積37.35平方キロメートル、周囲62.8キロメートル、標高341メートル
人口395人（2010年10月現在）。
福江島の北東約2キロメートル沖合に浮かぶ。
福江港から連絡船がでているが、福江の北東部にある奥浦港からでている
連絡船だと、もっと近く短時間でいける。
五島列島で、福江島、中通島についで3番目に面積が大きい島。
しかし、その割には、久賀島より小さい若松島や奈留島に比べると、
人口は圧倒的に少なく、
それゆえか、とても静かな島の雰囲気がある。
急こう配な地形が続き、平地は少ない。
室町時代は倭寇の拠点となった歴史もあるが、
久賀島も他の五島列島の島々とご多聞に漏れず、
キリスト教信者の島となった。
世界遺産の旧五輪堂教会や、
狭い場所に200人も閉じ込められたという悲しい歴史の残る、
牢屋の窄殉教記念聖堂などがあり、
その歴史を知ることができる。