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          勝島 
          (かつしま)。 
       
          面積2.1平方キロメートル、周囲0.2キロメートル、標高99.0メートル 
          無人島。 
          神湊の草崎半島のすぐ沖合に浮かぶ島。 
          外観は、なだらかな山の島で、 
          人が住めそうな平地もある。 
          島の名前は、古い武将が勝利を収めたことなどから、 
          勝島とついたようだ。 
          古来人が住んでいた島で、 
          1560年には草崎城の支城が築かれた。 
          遠見番跡や、城跡が今も残る。 
          1624年には神湊から6戸が移住。 
          享保年間(江戸中期)には42人が在島、 
          大正期までは20戸ほどの漁家があったなど、 
          人が住んでいた記録があるが、 
          昭和に入って人口が激減し、1961年、無人化したという。 
          島にあった神社も、神湊の神社に合祀されたという。 
          現在島には、 
          集落の石垣跡なども残っているという。 
      
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