福岡県 福岡市にある
小呂島
(おろのしま)。
面積0.43平方キロメートル、周囲3.3キロメートル、標高109.0メートル
人口202人(2014年9月現在)。
福岡の最西端に浮かぶ島。
島の名前の由来ははっきりしないが、
「おろ」が、神話時代の大蛇(”おろ”)を意味しているのではないかといわれている。
小呂島の歴史は、文献上、鎌倉時代から記録されているが、
小呂島に人が住むようになったのは、
江戸時代、17世紀の頃、福岡藩が領地拡大のために、
漁民を移住させたのが始まりだという。
遠い、この島は、その後、福岡藩の流罪の場所にもされていた。
島は対馬海流の影響を受ける温暖な気候にめぐまれ、
冬に雪が降ることもない。
やまがちの地形のためか、
中腹まで段々畑が続く。
現在の島は、漁業が主産業。
旋網漁が盛んなのだという。
女性は海女として潜っている人もいる。
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