島の散歩


沖の島

愛媛県 宇和島市にある
沖の島
(おきのしま)。

面積0.18平方キロメートル、標高71メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
日振島北西端の松ヶ鼻の北約500メートル沖合に浮かぶ。
北からカモメ島、沖の島、竹ヶ島と、島が並んでいる。
これらの島と松ヶ鼻の間には豊後の間という海峡がある。
現在松ヶ鼻は陸繋化しているが、松ヶ鼻自体が島だったという。
日振島北には松ヶ鼻を含めた多島美があったはずだ。

戦前は、沖の島は、能登地区の共有地、
テングサなどの採取権ももっていたという。
東部の砂洲はハマユウが群生し、県の天然記念物に指定されている。
7,8月の開花シーズンには5000株もの白い花が一面を覆うという。
昭和52年には桟橋ができて
海水浴などで島を訪れる人が来るようになった。
昭和24年6月のデラ台風でイワシ漁船団が遭難。106名の方が亡くなり、
この島の高台に慰霊碑が建てられている。




次へ
島の選択へ戻る