島の散歩


クダコ島

愛媛県 松山市にある
クダコ島
(くだこしま)。

面積0.05平方キロメートル、標高52メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
中島の南西部、部屋ノ鼻の西約1.2キロメートル沖合にあって、
中島と怒和島の間の部屋ノ瀬戸という海峡に浮かぶ。
部屋ノ瀬戸は潮の流れが速く、船に乗る人にとっては危険な場所であるが、
大物の鯛やブリが狙える好漁場だという。
10世紀には藤原純友が出城を築いたと言われる。
クダコという名前は、中世の水軍 忽那家の呼び名で、
『久田子衆』や『九多児衆』と呼ばれていた。
クダコ島は南北朝時代の頃、忽那水軍の城があった。
1585年、城は忽那水軍の滅亡とともに城塞の機能はなくなった。
忽那水軍の本山城・泰山城に続く重要な城であったという。
クダコ島には城塞跡が見つかっている。
クダコ島にはクダコ島灯台がある。
過去には灯台守がいて、灯台森の宿舎は怒和島にあったという。
しかし、戦後に無人化したという。




次へ
島の選択へ戻る