愛媛県　上島町にある
京ノ小島
（きょうのこしま）。

面積0.002平方キロメートル
（面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ）
無人島。
弓削島の北部、沢津地区の北西約200メートル沖合にある。
大潮の干潮時には砂州が現れ、
歩いて渡ることができるという。
京ノ小島には弘法大師の伝説がある。
弘法大師は弓削島の久司浦に来た時に、
一心不乱に大きな岩場でお経を唱えた。
唱えたあと、弘法大師は、湧いてきた水で体を清め、
海岸の小石を拾い集め、
願文と経文を一字ずつ小石に書き、
近くの小島に埋められたという。
人々は弘法大師をたたえ、この岩場を『願文ノ岩』、井戸を『弘法水』、
小島を『経ノ小島』というようになった。
経ノ小島は、その後、京ノ小島と書くようになった。