島の散歩


百貫島

愛媛県 上島町にある
百貫島
(ひゃっかんじま)。

面積0.04平方キロメートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
弓削島の北約4キロメートル沖合にある。
名前の由来は、公家が刀を拾ってフカに食われた漁師の供養のために
百貫で島を買ったなど、百貫島の名前の由来はたくさんある。、
1894年(明治27年)、百貫島灯台が設置された。
それ以降、灯台に勤務する職員が住むことで、
有人島になった時代もある。
昭和25年、30年には最大5人を数えたが、
昭和37年には灯台の自動化に伴い、無人化した。
大正時代の作品、志賀直哉の暗夜行路では、
「六時になると上の千光寺で刻の鐘をつく。
ごーんとなると直ぐゴーンと反響が一つ、又一つ、又一つ、
それが遠くから帰ってくる。
其頃から昼間は向島の山と山との間に一寸頭を
見せている百貫島の燈台が光り出す。」
と、尾道から見える百貫島の灯台が紹介されている。




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