香川県 さぬき市にある
鷹島
(たかしま)。
面積0.03平方キロメートル、標高48メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
津田町の丸山の東沖合に浮かぶ。
約700メートル沖合に猿子島があり、
この2つの島には『猿鷹合戦物語』がある。
その昔、猿子島には猿が住み、鷹島には気の荒い鷹たちが住んでいた。
鷹島の鷹はケンカも絶えず、山は岩肌のままで、磯には魚が寄り付かなかった。
一方、猿子島は、木の実がいっぱいで、磯ははまぐりや、魚もいっぱいとれた。
その様子をみて、鷹は猿子島が欲しくなり、
猿小島を猿から分捕ろうと、
片っ端から猿をつっつき、猿や猿子島ははげ頭になった。
猿小島のてっぺんの木もはがれ、はげ山になったのだという。
はげ山にいられなくなった鷹たちは、西のほうに逃げていったのだとか。
猿子島はそれゆえ、今でもはげている。
鷹島の海は穏やかな瀬戸の海だが、
2016年、鷹島付近の海域で、体長1.5メートルのシュモクザメが発見された。
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