島の散歩


箆野島

徳島県 美波町にある
箆野島
(ぬのしま)。

面積0.073平方キロメートル、周囲4キロメートル、標高53メートル
無人島。
由岐漁港沖合に浮かぶ。
『箆』という字は、矢で使う矢竹のことで、
昔、この島にたくさん自生し利用されていた。
『ののしま』と呼ばれていたが、いつがしか『ぬのしま』と呼ばれるようになった。
この島に『布かけ岩』という岩があり、
この島に住んでいた人が、明治以降、この岩から名前をつけた名前が、
『布島』という名前で、
『ぬのしま』と呼ばれるようになったのではないかともいわれている。

島は江戸時代中期頃から人が入植されたという。
島の東側(子ブリ碆を見渡す側)に集落や田畑跡があり、
1960年に無人化したという。
集落は、『なかむら』と呼ばれていたという。
島頭神社や、天神社なども残っている。

近年に島は2億円で売り出され、話題になった(2012年現在売り出し中)。




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