山口県 周南市にある
黒髪島・仙島
(くろかみじま・せんじま)。
面積5.37平方キロメートル、標高313.3メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
徳山下松港の西側を覆い隠すように横たわっている。
黒髪島・仙島と仙島は陸続きで繋がっている。
黒髪島は江戸時期には黒神島と呼ばれ、神域とされていた。
明治10年から採石が始まり、今に至る。
1917年の国会議事堂の建設にあたっては黒髪島・仙島の石が多く使われている。
黒髪島・仙島の石は、黒髪島・仙島・徳山みかげとして広く知られている。
大正7年、謎の爆発をし620名が亡くなった軍艦『河内船』の碑が、
黒髪島・仙島と仙島の間あたりに建っている。
仙島にはかつては『希望の家』という養護施設があり、
多くの子供たちが育っていった。
多いときで180人の人がいたという。
昭和42年に経営していた夫婦が引退するまで施設は続けられた。
島には平成12年頃には2人住んでいたが、
平成22年無人化している。
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