島の散歩


六連島

山口県 下関市にある
六連島
(むつれじま)。

面積0.69平方キロメートル、周囲3.9キロメートル、標高103.6メートル
人口90人(2019年4月現在)。
六連島へは、下関市の竹崎漁港から連絡船に乗っていく。
六連島の名前の由来は、
住民が土地を6分割したから、六連島になったという説と、
周辺の6つの島が連なったように見えるからという2つの説があるようだ。
島の外観は、海岸線が荒々しい、溶岩台地の島。
六連島の歴史は、日本書紀の時代(720年完成)に、
「没利島」として登場しており、古くから知られた島であったことがうかがえる。
その後も、下関の国際貿易の航路上にあり、交通の要所であったと考えられられる。
太平洋戦争時には、下関要塞の一部として砲台も設置されたという。

現在の六連島は、懐かしい漁村の景観が残る、家々が立ち並ぶ。
静かで、のどかな美しい島だ。




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