山口県 下松市にある
古島
(ふるしま)。
面積0.1平方キロメートル、標高50.3メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
笠戸島の南西から、西約1キロメートル沖合に浮かぶ。
古島には昔話がある。
昔、笠戸島と大島で領地争いしているときに、
船が早く着いたほうの土地になるということになった。
そうして、競漕の日、笠戸島と大島は同時に
着きそうになったが、笠戸島の深浦の『守田老人』が起点をきかせて
草履を投げ、早くついたため、
笠戸島のものになったという。
また別の話として、難破した人が古島にたどりつき、
船にあった宝物を守田老人に差し出して亡くなったという。
守田家では墓を作って葬り松の木を植えた。
今でも島には『古島の大松』として残っているという。
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