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山口県 上関町にある
祝島
(いわいしま)。
面積7.69平方キロメートル、周囲12キロメートル、標高357メートル
人口451人(2010年10月現在)。
上関の長島の西約4キロメートル沖合に浮かぶ。
祝島には
独特な練塀(ねりべい)と呼ばれる石垣のある集落がある。
練塀は石を積み、土や漆喰、セメントなどで固めた独特なもの。
練塀が美しく、練塀のある街並みが美しい。
古い時代、祝島は万葉集にも歌われた。
瀬戸内版竹富島といったような美しい街並み。
『伊波比島(いはひしま)』と読まれ、船の安全を祈願する神霊の島であった。
源平合戦の通り道であり、平影清の石塚もある。
戦後の最盛期には5,000人もの人で賑わったという。
現在は漁業と農業の島で人口はものすごく減っている。
近年、対岸の長島で原子力発電所が開発されている。
島内では賛成派と反対派で対立し、島が2分したという。
東日本に大震災もあり、いまだに開始されていない。
この静かな島が、永遠に幸せであって欲しい。
それと、この島、猫が多い。
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