広島県　大崎上島町にある
臼島
（うすじま）。

面積0.6平方キロメートル、標高68.8メートル
無人島。
大崎上島の白水地区から北西約2.5キロメートル沖合に浮かぶ。
臼島牛ヶ首遺跡として、古代の製塩遺跡が発見されている。
古代も人が住んでいたことがうかがえる。
島はかつては有人島であった。
明治の頃から入植がはじまり、
かつては瓦や煉瓦製造が行われ、
昭和30年代まで煉瓦が製造されていた。
臼島では瓦生産に必要な水と良質な粘土がとれたという。
昭和30年には人口46人を数えたが、
昭和40年には4人まで減少、昭和44年には無人化した。
その後、2人の夫婦がIターンしてきたが、
平成2年には再び無人化したという。
臼島周辺の海域は、瀬戸内の魚が産卵に訪れる場所であり、
好漁場だという。