島の散歩


大黒神島

広島県 江田島市にある
大黒神島
(おおくろかみじま)。

面積7.31平方キロメートル、周囲12キロメートル、標高459.9メートル
無人島。
瀬戸内海で最大の無人島。
能美島の沖美町大王地区の南約4キロメートル沖合に浮かぶ。
能美島の南、大柿町の深江地区からは更に近い。
昔話があり、大王と深江の人たちが領地争いをし、
伝馬船競漕することとなり、
最後はゴール直前にわらじを投げ、先に到着した、
大王の人たちのものとなったという。
大黒神島は、古くは能美島からの農耕が行われていた。
1833年から能美島から移住があり、
約150年間有人島であったが、昭和62年に最後の一戸が離島したことで無人化。
また昔から石材の切り出しなどがも盛んに行われており、
島の南側は、森林のない岩肌が露呈されており、痛々しい姿がある。
近年では2003年、夜間離着陸訓練施設移設計画が発覚した。
近隣住民の大反対にあい、
計画は撤回、当時の沖美町長が辞任することで事態は沈静化した。




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