岡山県　瀬戸内市にある
長島
（ながしま）。
面積3.52平方キロメートル、周囲16.0キロメートル、標高98.7メートル
人口486人（2015年4月現在）
江戸時代は牧草地として利用されていた。
大正時代は20世帯あまりが住んでいたといわれ、
昭和のはじめまでは、小さな集落があったという。
昭和5年、
長島にハンセン病療養施設が設置された。
この島も、ハンセン病の
国や社会の誤った考えから、
庵治大島などの歴史と同じように
悲しい歴史をたどって行った。
島に入るとその歴史を感じられる。

1988年には長島大橋がかかり、
本土と陸続きになった。
1996年のらい予防法廃止によってハンセン病患者の入所は義務でなくなったが、
患者の出所は困難になっており、
現在も多くの患者が入所している。