島の散歩


釜島

岡山県 倉敷市にある
釜島
(かましま)。

面積0.4平方キロメートル、周囲3.2キロメートル、標高28メートル
無人島。
瀬戸大橋のたもと、鷲羽山の南東に浮かぶ。
940年頃、藤原純友(有名な海賊)の出城があったという。
1646年、島守がおかれたのが入植の始まりだという。
明治初期には24人、昭和30年には人口も76人となり、
小中学校もあったという。
昔は、製塩業が盛んであり、
釜島の名前も、製塩に由来する。
昭和40年頃には海水浴客で年間1万人も訪れるほどにぎわったが、
昭和49年に無人化。
それ以降、海水浴シーズンだけ、
民宿と茶屋があったがいつのまにかなくなって、完全に無人化した。
現在は、ツアーで無人島体験のキャンプに利用されたり、
下津井の高校のキャンプのイベントに利用されている。
昼間だけの体験ツアーもあるという。
近年に無人島合コンのイベントも行われた。
横溝正史の小説『悪霊島』のモデルになった島とも言われている。




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