岡山県 備前市にある
鶴島
(つるじま)。
面積0.1平方キロメートル、周囲2.1キロメートル、標高49メートル
無人島。
鹿久居島の東部南沖合に浮かぶ。
キリスト教徒の受難地として有名。
浦上四番崩れという、江戸時代から明治にかけてのキリスト教者弾圧があり、
1870年、長崎から117人がこの鶴島に送られた。
1873年に信仰の自由が認められるまで、
改宗やこの島の開墾を強制され、
18名の命が亡くなったという。
島には現在も自然の石の墓石や殉教者碑、十字架があるという。
島は農林省の所有を経て、
現在は個人の所有のものとなっている。
1990年頃までは民宿もあったとのことだが、現在は無人。
毎年10月、教会よりに鶴島巡礼が行われ、
鶴島を訪れ、鶴島でなくなった人々を弔う催しが行われる。
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