島の散歩


鹿久居島

岡山市 備前市にある
鹿久居島
(かくいじま)。
面積:10.17平方キロメートル、周囲:2.8キロメートル。
人口:16人(2000年現在)。
日生諸島の中で一番大きな島。
岡山県でも一番大きな島で、深い森林に包まれている。
古代の遺跡もあり、古い時代から人が住んでいたことがうかがえる。
歴史は、鎌倉・平安時代漁で栄えた時代、
鹿久居千軒と言われ賑わった時代もあった。
しかし無人化した。
1455年山名宗全に敗れた赤松則尚と有馬小次郎は備前に落ち、
赤松則尚は『カクイ島』で自害した史実がある。
岡山藩の野生鹿の狩猟地だった時代がある。
岡山藩主池田氏は1646年,1678年,1679年,1680年に鹿狩を行った史実がある。
江戸時代は岡山藩の放牧の島でもあった。
一時、12年間ほど流刑の島になったことがある。
そうして再び人が入植したのは、1947年の戦後から。
しかし、あまり人は増えていない。
島には、古代の高床式住居などを復元した、古代体験の郷「まほろば」がある。
頭島とは2004年『頭島大橋』と結ばれた。

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