島根県　大田市にある
櫛島
（くしじま）。

面積0.05平方キロメートル、標高42メートル
無人島。
温泉津（ゆのつ）の沖合にある島。
簡易な橋がかかっており、歩いて渡れる島。
後鳥羽上皇が隠岐に流される時に
大嵐にあい櫛島に漂着し、
島人に愛用していた櫛（くし）をあげたという伝説がのこっている。
中世には串山城があったという。
櫛島は、軍事上の要地であった。
悲しきかな
城主・温泉氏の娘・玉歳姫に、
恋慕した対岸の鵜の丸城主に滅されたといわれている。

現在の櫛島は、レジャーの島。
島は釣り人に人気の島で、
週末は釣り人がイシダイやクロダイを求めてやってくる。
対岸には櫛島キャンプ場も整備されている。