島根県 松江市にある
沖ノ御前島
(おきのごぜんじま)。
面積0.0004平方キロメートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
美保関の地蔵崎の北東約3キロメートル沖合に浮かぶ。
『出雲国風土記』には「等々(とど)島」と記されている。
『古事記』の国譲り神話では、
美保神社の祭神でもある事代主神(ことしろぬしのかみ:ゑびす様)が
鯛を取るために美保の御前の前(さき)へ行ったという。
この島がその地であるとも伝えられる。
島全体が美保関にある美保神社の神域となっており、
沖ノ御前島には鳥居が奉られている。
毎年5月5日には、沖ノ御前を舞台に
『神迎神事』が行われている。
沖ノ御前島には無人の沖ノ御前島灯標がある。
また、地蔵崎からは鳥居越しに、
地ノ御前島と沖ノ御前島を望むことができる。
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