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 鳥取県 鳥取市にある
 鳥ヶ島
 (とりがしま)。
 
 面積0.0049平方キロメートル、周囲約0.4キロメートル、高さ26メートル
 無人島。
 鳥取港内に浮かぶ島。
 サイドに防波堤があり、中央には灯台がある。
 島の頂上部には昭和58年9月初点灯の鳥取港灯台がある。
 
 『因幡志』には、奈良時代 吉備真備が唐からかえるとき、
 鳥取の海岸近くで漂流し、鳥ヶ島に飛び上がって上陸したことから
 『取り上がり島』と呼ばれるようになったという。
 後に『取り上がり島』が『鳥ヶ島』に変わったのではないかといわれている。
 賀露神社で2年に一度行われる春の例祭、ホーエンヤでは、
 故事にちなみ、吉備真備を村人達が迎えるために
 小船で奉曳(ほうえい)する祭りとなっている。
 
 
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