和歌山県 すさみ町にある
稲積島
(いなづみじま)。
面積0.04平方キロメートル、周囲1キロメートル、標高68メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
周参見漁港内にあり、防波堤とともに、漁協の消波の役割をしている。
稲積島は亜熱帯性植物が生い茂り、
オオタニワタリの自生の北限の場所になっている。
『稲積島稲積島暖地性植物群落』は、昭和46年3月1日に、
国の天然記念物に指定されている。
稲積島は、神武東征の折、
食糧の稲をこの島に積み上げたことから稲積島という名前がついたとされる。 ...
島は神の島として崇められ、弁天宮が祀られている。
島内は上陸禁止、立入は許可がいるという。
周参見漁港付近は夕陽の美しい場所で、
稲積島を借景とした夕陽の景観が美しい。
その景観は『和歌山県朝日夕陽百選』にも選ばれている。
|