和歌山県 那智勝浦町にある
金光坊島
(こんこぶじま)。
面積0.003平方キロメートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
那智湾に浮かび、那智駅から東約800メートル沖合に浮かぶ。
外観、平たい岩の島。
金光坊島の名前の由来は、
金光坊は、戦国時代にいた実在した僧の名前。
金光坊は補陀洛山寺の住職であった。
時は、1563年、
補陀洛山寺の習いによって、
金光坊も61歳で、渡海を試みた。
しかし、金光坊は生きることへの未練を捨てきれず、
船を脱出して、岩礁まで泳ぎしがみついていたという。
このことから、この岩礁は金光坊島といわれるようになった。
しかし、岩礁にいた金光坊は、
悲しきかな、見送りのものに発見され、捕えられ、再び海へ流されたという。
しかし、金光坊の失敗以降、渡海の不文律はなくなったという。
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