和歌山 有田市にある
沖ノ島
(おきのしま)。
面積0.32平方キロメートル、標高92メートル
無人島。
地ノ島と同じぐらいの大きさの島で、地ノ島の奥にあり、
地ノ島とあわせて、『浦の初島』とよばれている。
地形が悪いだけでなく、
植生が乏しく、長い歴史のなかで、
人が住むことはなかった。
沖ノ島では、島の北部で『紫石』という採石を行っていた。
また、沖ノ島では、下津沖ノ島灯台があり、
島の東部から西に続く道が、
google erthの写真で確認することができる。
729年、繁忙の疑いをかけられた左大臣、長屋王は一族もろとも自害した。
聖武天皇は土佐へ遺骨を流したが、
長屋王因縁なのか土佐の百姓の大勢が死んだため、
改めて、奥嶋へ、遺骨を移し弔ったという。
その奥嶋が、沖ノ島だと言われている。
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