三重県　鳥羽市にある
大築海島
（おおづくみじま）。

面積0.219平方キロメートル、標高83メートル
（面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ）
無人島。
答志島　答志地区の北東約1.2キロメートル沖合に浮かぶ。
沖合には、小築海島があり連なって並んでいる。
島全体が伊勢島国立公園に属していて、
美しい景観の中に島は浮かぶ。
平安時代の書物『和名抄』には、
江浦草が自生していたことから、『つくみ』の名前がついたという。
古くは『都久毛島』と呼ばれていたという。
島の南部からは弥生時代中後期の貝塚や住居跡などが見つかっており、
古代は人が住んでいたことがわかる。
昔は神社があったが、答志島の八幡神社に合祀された。
毎年6月の天候のよい日に、伝統的な祭りがあるという。
海女漁が解禁の合図であり、
祭りは大祓詞を唱え、神酒、洗米をまきながら
大築海島を一周するのだという。