島の散歩


大王島

三重県 志摩市にある
大王島
(だいおうじま)。

面積0.0008平方キロメートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
志摩半島南東部、大王崎の東約600メートル沖合に浮かぶ。
大王島にはダイダラボッチ伝説がある。
その昔、大王島にはダイダラボッチという巨人が住んでいた。
しかし、ダイダラボッチが歩くと、
波が押し寄せ、対岸の大王崎波切の里の民家を荒し、
ダイダラボッチは里へくると、娘をさらったのだという。
里の人はダイダラボッチ退治に知恵を絞っていた。
あるとき、里の人が、大きなワラジをつくったところ、
自分より大きな巨人がいると思い、
恐れ入り、ダイダラボッチは海のかなたへ逃げていったという。
その後は、波切の里は、平和な日々が続いたという。
それ以来、大王崎波切では、
毎年9月の申の日には、大きなワラジを海へ流す、
『わらじ祭』が今でも行わており、
大漁祈願を行っているという。




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