島の散歩


三河大島

愛知県 蒲郡市にある
三河大島
(みかわおおしま)。

面積0.06平方キロメートル、周囲4.0キロメートル、標高44メートル
無人島。
無人島だったこの島は、昭和5年に国鉄が海水浴場として整備し、
三河大島の観光地化が始まった。
戦後直後は、米軍の保養地と利用されたこともあったという。
現在、通常は定期船などはない。
夏には海水浴場として利用され、夏はたいへんにぎわうところ。
海水浴のシーズンは、連絡船がでて島にも渡れる。
また、あさりが取れることから、
潮干狩りのシーズンにも、観光客を乗せて、島に渡ることができる。
しかし、潮干狩りについては、
アサリの生育状況のためか、潮干狩りが行われない年もある。
島には大島神社があり、
毎年5月に例大祭も行われる。
三河大島は、文献から、嘉永四年(江戸時代末期)には、
人家が一軒ありと記されていて、
また島内から縄文時代の遺跡も見つかっていることから、
ずっと無人島ではなく、古くから人と関わりがあった島といえるだろう。




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