島の散歩


沖の石

福井県 小浜市にある
沖の石
(おきのいし)。

面積0.002平方キロメートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
矢代湾の奥から、約7キロメートル沖合に浮かぶ。
黒崎からだと北西に約1.5キロメートルの沖合に浮かぶ。
外観は岩礁の島だ。

古い時代、後鳥羽天皇の中宮に仕えた歌人、二条院讃岐(源頼政の娘)が、

沖の石の詩を詠んでいる。
「わが袖は、潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね 乾くまもなし」

潮が引いた時でさえ波に飲まれ濡れる沖の石は、
まるで忍ぶ恋の辛さから涙に濡れる袖のようだという悲恋を詠んでいる。


はっきりと映っていないが
ちょうど真ん中の点あたり

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