島の散歩


種ヶ島・机島

石川県 七尾市にある
種ヶ島・机島
(たねがしま・つくえじま)。

種ヶ島:面積0.14平方キロメートル
机島:面積0.012平方キロメートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
いずれも無人島。
種ヶ島と机島は南北に連なる。
2つの島は、深い歴史がある。
まずは種ヶ島。鹿児島県の種子島の領主だった種子島氏は、
種ヶ島の対岸の笠師保(七尾市)という場所の領主だったという
ことから、種ケ島という名前がついたのだという説がある。
種子島氏は北条一族の一派だという。
ただ、江戸時代には名前を変え、『おにが島』とも呼ばれていたという。
一方机島は、
昔、大友家持が訪れ歌を詠み、
畠山氏が連歌の宗匠を招いて遊宴行ったともいわれている。
また机島には、硯石という清泉があり、昔は水が絶えない良好な
島だったという。

ただし、どちらも、今は木々に覆われた、
ジャングルの島だ。


上:種ヶ島
下:机島

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