神奈川県　三浦市にある
城ヶ島
（じょうがしま）。

面積0.99平方キロメートル、周囲9.4キロメートル、標高29.8メートル
人口579人（2008年4月現在）。
三浦半島最南端に位置し、
架橋されて車で渡ることができる。
城ヶ島には、城ヶ島灯台や安房崎灯台などの名所がある。
有史の記録は、鎌倉時代からあり、
源頼朝がたびたび来遊したとある。
島内にはそのことが起因となった、地名もある。
明治になってからは、都会からの避暑客で賑わうようになり、
北原白秋の『城ヶ島の雨』が発表されると、
若い男女のロマンの島となっていった。
1960年に城ヶ島大橋がかかると、都会に近い観光地として、
人気をはくしピークの1970年頃には、年間200万人の人が訪れたという。
現在は、三浦半島の他の場所の人気や、
城ヶ島大橋の有料化、城ヶ島の駐車場の有料化などにともない、
観光は減少していっている。