島の散歩


西之島

東京都 小笠原村にある
西之島
(にしのしま)。

面積2.89平方キロメートル、標高160メートル
(面積と標高は令和元年5月現在)
無人島。
父島の北西約130キロメートル沖合に浮かぶ。
今も盛んに活動している火山島で、噴火の溶岩により、
1973年の噴火以来、島の面積が増え続けている。
西之島は、1702年、スペイン船ロザリオ号によって発見され、
ロザリオ島とも言われた。
19世紀初めにはイギリス艦船に確認され、
ディスアポイントメント島と名付けられた。
日本が西之島の測量を行ったのは20世紀はじめのこと。
1973年には西之島付近で海底火山の噴火があり、新しい島が出現し
『西之島新島』といわれた。
その後も、噴火を繰り返し、平成25年には新島と西之島はひとつになり一体化した。
以降も旧島を呑み込む形で成長し、
面積は、旧島のときと比べ13倍にも膨れ上がっているという。
噴火の爆発音は大きく、
130キロメートル離れた父島からも聞こえることがある。




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