|  
  
 東京都 小笠原村にある
 姉島
 (あねじま)。
 
 面積1.43平方キロメートル、標高116.5メートル
 無人島。
 母島列島にあり、母島南部の南崎、南南西約6キロメートル沖合に浮かぶ。
 姉島、妹島、姪島などで連なり、
 母島列島最南の島群を成している。
 1862年、外交奉行の水野忠徳らが巡検したとある。
 姉島に移住が始まったのは、
 明治の初め頃、1894年から。
 大正時代、1919年には人口14人を数えたという。
 島ではブタやヤギの放牧が営まれていたという。
 1899年には姉島、妹島、姪島を結ぶ月1回の定期航路も開かれたという。
 しかし、厳しい自然のためか、
 1944年、戦争時代の小笠原引揚げを待たずに姉島は無人化したという。
 
 
 
 
 |