千葉県　南房総市にある
増間島
（ますまじま）。

面積0.005平方キロメートル、高さ42メートル。
（面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ）
無人島。
大房岬の西にある島。
大房岬とは、実際は岩場で繋がっている。
岬に隠れていて、実際には海からでないと、見にくい島だ。
増間島は、『増間の馬鹿話』という海へ流された島の昔話がある。
増間村には、川の中にあった、水神様を祀った島があった。
あるとき、大雨で島は流されてしまい、
増間村の人は探したが、なかなか見つからなかった。
そうして、見つけたのが、多田良村の沖合、大房岬の西にあった、
増間島だったという。
多田良村の人は昔からあったといい、そんな馬鹿な話はないといったが、
増間村の人たちはみんな川から流された島だと信じ、
それ以降、増間村では正月と秋祭りは増間島の水上様へ
供え物をもってお参りに行ったという。