島の散歩


浮島

千葉県 鋸南町にある
浮島(うきしま)。
面積0.02平方キロメートル、周囲0.79キロメートル、標高50.1メートル
無人島。古い時代は鵜来島とも呼ばれた。勝山漁港の沖合に浮かぶ。
岩の島の多い房総半島の西海岸にあって、比較的大きな浮島。
周囲は断崖絶壁。南側には、大ボッケ、小ボッケという、穴の開いた奇岩あり、
浮島と合わせて風光明媚な景観となっている。
島には神話があり、景行天皇が旅の途中で浮島に滞在したことがあり、
同行していた磐鹿六雁命が、魚と貝で作ったなますを献上したことで、
磐鹿六雁命は料理の神様になったという。
島内は古土器が出土しており、神秘的な島でもある。
昭和の初期には東南の海岸で、海水浴の場所としても利用され、
昭和37年島に灯台が築かれている。
島内には浮島神社があり毎年7月の例大祭には、島に渡ることができるという。
その他、島には『浮島亭』という建物が建てられている。
2004年に放映された山田孝之主演、綾瀬はるか出演の金曜ドラマ
『世界の中心で、愛をさけぶ』では、浮島がロケ地で、夢島と呼ばれ、
浮島と共に、浮島亭が『夢島ビレッジ』として、ロケに使われた。




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