千葉県 勝浦市にある
御千代ヶ島
(おちよがしま)。
面積0.0002平方キロメートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
勝浦漁港の西に浮かぶ。
高低潮地であり、波打つということから『槌島(うつしま)』ともよばれていた。
御千代ヶ島には昔話がある。
その昔、女漁師のオチヨが、
この島のあたりで、船で大蛸と遭遇してしまい、大蛸とたたかって、
蛸の足をもぎ取り、持ち帰り、浜で売って大儲けした。
味を占めたオチヨは、今度は、この島に向けて大蛸をさがし、何度も通い、
大蛸から足をもぎ取り、浜で足を売り大儲けをしたという。
しかし、通いはじめて8日目の最後の8本目を狙おうとしたとき、
大蛸は残った1本の足で、オチヨの体をぐるぐると巻いてしまい、
オチヨは海深くに引き込まれて死んでしまったという。
それ以来、この島は、
御千代ヶ島(オチヨがしま)と呼ばれるようになったのだという。
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