千葉県 いすみ市にある
御船岩
(おぶねいわ)。
面積0.00001平方キロメートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
岩船の漁港の南にあり、
御船岩のまわりは防波堤の工事があったようだが、
苦肉の策で、防波堤とはつながっておらず、島の形を呈している。
対岸にはお堂だけの小さな岩船地蔵尊がある。
ここには七十五座の神々が漂流したという言い伝えがある。
1275年、中納言の藤原兼貞が、3隻の船で大海を航海中、嵐に遭い、
竜宮浄土に漂着した。
やがて竜門を出たがこの岩船海岸に流れ着いたのだという。
12人は死んだが63人は生き延びた。
波風が静まると、やがて奇端が現れて、
人々の乗ってきた船は、奇岩に変わったという。
この奇岩は、『御船岩』と呼ばれるようになったという。
そうして、向いの対岸には地蔵尊も同時に現れたという。
尚神々が流れ着いた場所は、
いまの釣師、三十根の浜であるという。
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