島の散歩


都島

宮城県 塩竃市にある
都島
(こまじま)。

面積0.005平方キロメートル、標高17メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
塩竃市北東部、新浜町の埋立地の東約600メートル沖合に浮かぶ。
すぐ手前に十二妃島、内裡島があり、
島が連なっている。
河合曾良(芭蕉の弟子。1649-1710)の名勝備忘録では、
「都嶋、松島の東に有り。宮戸嶋と云。所の者は内裏と言う后嶋と云う小島共に有」
と記述されている。
これは在原業平が、宮戸嶋を都嶋と呼んでいたがために、
河合曾良は都島が宮戸島だと完全に誤解してしまったという
逸話がある。

”みやとじま”と、”みやこじま”は発音似ており、
(都島の今の発音は”こまじま”であるが)
それをそもそも在原業平は都嶋といってしまっており、
その記述を見て旅した河合曾良は、島自体同じものだと思ったようだ。




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