宮城県　女川町にある
足島
（あしのしま）。

面積0.09平方キロメートル、標高47メートル
無人島。
女川湾の東沖、江島の南東約1キロメートル沖合にある。
牡鹿諸島最大の無人島になる。
下部は岩盤および草地で、
上のほうは、照葉樹やクロマツの森林に覆われる。
牡鹿半島の中にあって、江島周辺の島々である江島列島の島々は、
ウミネコとウトウの繁殖地で、
藪敷小島、足島が、
『陸前江島のウミネコ及びウトウ繁殖地』として
昭和9年、昭和33年に国の天然記念物に指定される。
また、『宮城県指定江ノ島列島鳥獣保護区』に指定されている。
ウミネコは12月頃から渡来をはじめ、4〜6月に繁殖、
8月に飛び立っていくという。
ウトウは、繁殖期は5〜7月。ウトウは特に足島に多く、
1メートル以上もある横穴を掘り中に卵1つ産むという。
オオミズナギドリの確認例もあり、1973年には足島で確認されているという。