島の散歩


小出島

宮城県 石巻市にある
小出島
(こでしま)。

面積0.23平方キロメートル、標高71.4メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
牡鹿半島の西側、付け根あたりに位置する島。
月浦港のすぐ沖合に浮かぶ。
別名は小鯛島。
島は貝殻の化石で成り立っているという。
小出島のある月浦(つきのうら)は、
波が静かで、船を造るには絶好の場所と考えられていた。
1613年頃、支倉常長がローマに渡った際、
月浦からここから出発したという。
支倉常長の『サン・ファン・バウティスタ号』は、
月浦で修理したとも、建造したとも言われている。

小出島はその月浦の絶好の風よけとして、
役割を果たしてきた。




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