島の散歩


網地島

宮城県 石巻市にある
網地島。
(あじしま)

面積6.43平方キロメートル、周囲20.7キロメートル、標高90.9メートル
人口426人(2015年10月現在)。
網地島へは、石巻市中心部にある網地島ライン船着き場から、
田代島を経由して、連絡船で網地浜集落へは55分、
長渡集落へは72分ほど行ったところにある。
網地島は南北に長い島。
網地島周辺は金華山国定公園に指定されて、風光明媚な光景がある。
網地浜の面積は意外と大きく、北の網地浜から南の長渡までは歩いて1時間ほど
かかるかも知れない。
網地島の歴史は、早い時代から開けていたとされる。
島内で縄文時代の遺跡が見つかっている。
鎌倉時代には、源頼朝に滅ぼされた
安部貞任一族が逃れついて住んだ場所ともいわれ、
江戸時代には黒船が立ち寄ったなどの歴史もある。
カツオ漁で栄え、昭和30年代には人口が3000人以上にもなり、大変栄えたという。
しかし、時代の流れか、カツオ漁も衰退し、近年には人口が500人をきり、
過疎化問題へ直面している。
網地島は、白浜や根組浜など、きれいな海がある。
のどかで、風光明媚な景観をみながら、のんびりするのがいい島だ。



次へ
島の選択へ戻る