島の散歩


宮戸島

宮城県 東松島市にある
宮戸島
(みやとじま)。

面積7.39平方キロメートル、標高104.8メートル
人口950人(2015年10月現在)。
東松島市南部、野蒜海岸の南に浮かぶ。
松島湾の最東に位置し、宮戸島のある周辺は松島の中でも、奥松島と呼ばれ、
奥松島の中心的な島となっている。
宮戸島の最高棒、大高森からの眺めは、『松島四大観』のひとつ。
島の東南の『嵯峨渓』は奇岩が多く点在し、『日本三大渓』のひとつといわれる
島内には縄文時代前期〜弥生時代の貝塚も見つかっている。
古くから島の存在は知られ、『都嶋』とも呼ばれ、
在原業平(平安時代末期〜)は都嶋と、歌を詠んでいる。
江戸時代、宮戸島のずっと北にある野蒜地区までは海であったが、
砂の堆積によって、宮戸島までつながった。
明治時代、潜ヶ浦水道の開削の開削により、
宮戸島と陸側は再び放されることとなったが、
道路で繋がって、車で行き来することができる。
宮戸島の南部、月浜地区には、『えんずのわり』という伝統的な小正月行事がある。
子供たちが自炊による共同生活を行ったあと、
1月14日夜に「えぢのわりえー」と唄い、部落を歩いていく。




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