島の散歩


オロンコ岩

北海道 斜里町にある
オロンコ岩
(おろんこいわ)。
面積0.019平方キロメートル、標高60メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
知床半島、ウトロ港にある陸繋の島。
豪州のエアーズロックのような大きな帽子をひっくり返したような
特徴的な様相をしている岩山だ。
ウトロの街のいろんなところから見えて、シンボリックな存在だ。
古くは陸から離れていたと思われるが、
現在では、港の増設によって、陸つながりの島となっている。

その昔、オロンコ岩にはアイヌの伝説がある。
遠い昔、オロンコ岩にはオロッコ族が住んでいたという。
アイヌのひとたちが港から出向するときに、石やものを投げ、
オロッコ族は悪態をつくしたが、
高いオロンコ岩にいるオロッコ族に対し、
アイヌの人たちはたちうちできなかったという話がある。
そのオロンコ族を、アイヌのひとたちが化かし一泡ふかしたという伝説だ。
オロッコ族が住んでいたから=オロンコ岩。
わかりやすい名前の由来だ。




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