北海道 浜中町にある
嶮暮帰島
(けんぼっきとう)。
面積0.79平方キロメートル、周囲5キロメートル、標高59メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
島の周囲は崖できりだった様相をしているが、
南北に長く、平べったい台地状の地形をしている。
島の名前由来はケンボク(ハンノ木)。
昔はさぞかし、ハンノ木が生えていたのだろう。
対岸から700メートルしか離れていない嶮暮帰島。
昆布漁が盛んだった嶮暮帰島は、近年までは
昆布漁の期間だけ人が住んでいた。
今でもその名残として廃屋がある。
嶮暮帰島は、あの動物作家のムツゴロウさんこと畑正憲さん一家が、
昭和46年から47年にかけて、一年間定住したことでも有名。
昆布漁の時期が終わると、たった一家族だけ取り残され、
ムツゴロウさん一家は嶮暮帰島で過ごしたのだという。
現在、島は町が所有し、許可されたガイドのもとに、散策ツアーに参加することで、
島を訪れることができる。
|