島の散歩


ハボマイモシリ島

北海道 根室市にある
ハボマイモシリ島
(はぼまいもしりとう)。

面積0.039平方キロメートル、標高12メートル。
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
北方領土にごく近い、
根室歯舞漁港の沖合に浮かぶ島。
すぐ隣にはイソモシリ島がある。
島は平坦な地形。
正確には水路で2つの島に分かれている。
ハボマイモシリ島は、アイヌ語で、『歯舞の島』という意味になる。
戦前までは昆布の干場として使われていたとのことだが、
今はカモメなどの海鳥の繁殖地になっている。
ハボマイモシリ島の名前はいろいろ変っているようで、
江戸時代、松浦武四郎『東西蝦夷山川地理取調図』では、この島の名前は
『二マエモシリ』という名前であった。
1944年頃の古い地図では、ハボマイモシリ島とイソモシリ島が
まとめて『イソモシリ島』という名前になっていたようだ。
ハボマイモシリ島は、 昔、作家の椎名誠さんが、キャンプをしたという島でもある。
その時の名は、イソモシリ島という名前だったようだ。




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