北海道 様似町にある
親子岩
(おやこいわ)。
面積0.015平方キロメートル、標高33メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
西町の海岸から、南西約300メートル沖合に浮かぶ。
東から父、母、子といえるような、3つの大岩が並んでいる。
親子岩は夕日のポイントにもなっており
岩と岩の間に沈む夕日を見れることもある。
親子岩にはアイヌの悲話がある。
その昔、戦いに敗れた集落の長が、
まず妻子を逃がしたが、逃げ切れないと判断し、
海に身を投じ、現在のソブラ岩になったという。
妻を追ってきた首長はそれを見て自分も身を投じ、
その西方にある大岩になった。
敵の長はそれを見てくやしがり、大岩めがけて矢を放った。
大岩は3つに砕け、父、母、子と見えるような親子岩になったという。
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