島の散歩


無縁島

北海道 奥尻町にある
無縁島
(むえんじま)。

面積0.01平方キロメートル、標高63メートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
奥尻島の南西部、ホヤ石岬の南西約500メートル沖合に浮かぶ。
200メートル北には平島があり、
無縁島、平島と2つの島が並んでいる。
無縁島は数珠を持って祈っているお坊さんの姿に見えるという。

無縁島の名前の由来は伝説がある。
その昔、能登から来た清次郎は神威脇に住む娘、歌子と恋に落ちた。
清次郎の裏切りで、離れ離れとなり、
悲しみに暮れた歌子は、身ごもったまま神威沼に身を沈めたという。
その後、『無縁』という僧侶が島にやってきて
歌子のために弔いをあげ、室津島で断食座禅をくんだ。
しかし、数日後、海が荒れ無縁は波にのみこまれ流され、
数珠を持ったまま無縁島にたどりついたという。
実はこの無縁とい僧侶が、裏切りを深く悔やんだという清次郎だったという。




次へ
島の選択へ戻る